2020/01/01(Wed)
此処は鋼の錬金術師専用の小説ページです。
鋼錬についてはあまり分かてないので間違った内容の小説を含む場合が御座います。
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ともみ at 2020/01/01(Wed) 09:00│コメント(0)
2009/08/05(Wed)
何故あの時俺たちは絶対にしてはいけない禁忌を犯してしまったのだろう。
死んだ人間は二度と生き返らないだなんて素人だって分かる一般常識なのに。
こんな罪を負うのは俺だけで良かったのに弟のアルまで巻き込んでしまった。
錬金術の基本は「等価交換」。
死んだ母さんを生き返らすため俺は左足だけ。
アルは全部門の中に持ってかれちまった。
そして肝心の母さんはというと人の形なんかしちゃいないただの化け物だった。
こんなの等価交換になっていない!!
何を間違っていた?
そうか・・・間違っていたのは俺たちだ!!
だが今はそんな事どうだっていい!!
これ以上誰も失いたくない!!特に俺の弟だけは!!
俺は必死に弟のアルを取り戻すために頑張った。
弟のアルを取り戻す為に俺は右腕を失った。
でも俺の何を失っても構わない。
とりあえず弟だけは生きてて欲しいという人間の本能だけが働いたのだ。
そしてアルを近くにあった鎧に魂を定着させ、俺は気を失った。
気が付けばそこは幼馴染のウィンリィの家のベッドで寝ていた。
そして何があったか、俺は頭を捻らせ過去を振り返る。
アル!!
辺りを見回すと部屋の隅にアルは静かに座っていた。
「アル・・・。」
「兄・・・さん?なんで僕こんな姿なの?記憶を巡らせようとしても思い出せないんだ・・・。」
「アル・・・。お前・・・。覚えて無いのか・・・。」
「うん・・・。何もかも・・・。」
「それに兄さんのその腕と足・・・。僕たち何かしたの・・・?」
「ああ。俺たちは過ちを犯しちまった。一生消せない罪だ・・・。」
「・・・。」
アルは俯いて何も答えなかった。
その時だった。
誰か家のドアをノックした。
「失礼。少し邪魔する。」
そいつは青い服を着ていた。
軍人だ。
「軍人が何の用だい?」
ウィンリィの祖母、ピナコばっちゃんが問う。
「いや。先ほど、すごい練成反応を見ましてね。それがこんな餓鬼だったとはね。」
「用が無いなら帰っとくれ。ウチには怪我人がいるんだ。」
「軍についてみてはどうです?きっと良い国家錬金術師になるでしょう。」
「こいつらはそんなもんになりゃしないよ!!さ、もー帰ってくれ」
そして軍人が出ていった。
「なーばっちゃん。」
「・・・なんだい?」
「俺にオートメイルを付けてくれ。」
「お前まさか・・・!」
そのときのエドは何かに燃えたような強い瞳だった。
「俺・・・。国家錬金術師になる。そのためにオートメイルを付けてくれ。こんな腕と足じゃどーにもならねーからな。」
「そんな者になってどうするんだい?」
「昔錬金術の本で賢者の石について書いてあった。その国家錬金術師で軍に付けば少し近づけるかもしれない。」
「じゃ・・・。もう・・・。」
「死んだ者など二度と生き返らない。そんなもん忘れて俺たちは元の体を取り戻す。」
「・・・しかたがないねぇ。手術とリハビリ兼ねて五年は掛かるよ?」
「・・・三年だ!!」
無事手術を終え厳しいリハビリを耐え日々生きていく事三年。
俺達は旅の時を迎えた。
「エド・・・。アル・・・。またいつでも帰ってきてね!!死なないでね!!」
ウィンリィが泣きながら言った。
「ああ。そのときは必ず元の姿になって生きて帰ってくるさ。」
二人は歩き始めた。
「約束よー!!」
ウィンリィが叫ぶ。
「ああ!!」
そしてエドは振り向きはせず、手を振りながら歩いていった。
途中母さんと俺達が過ごした家の前で止まった。
「なあアル。後悔はしてないか?」
「うん。これは僕たちの決めた事だもん。」
「そうか。もう後戻りは出来ないぞ。」
「分かってるよ。その位・・・。」
アルが泣きそうな声で言った。
そして俺たちは家を燃やして。
ただただ前に歩き続けた。
もう振り向かない。
後戻りはしない。
後悔はしない。
何故ならこれは俺たちの犯した
罪
なのだからー・・・。
死んだ人間は二度と生き返らないだなんて素人だって分かる一般常識なのに。
こんな罪を負うのは俺だけで良かったのに弟のアルまで巻き込んでしまった。
錬金術の基本は「等価交換」。
死んだ母さんを生き返らすため俺は左足だけ。
アルは全部門の中に持ってかれちまった。
そして肝心の母さんはというと人の形なんかしちゃいないただの化け物だった。
こんなの等価交換になっていない!!
何を間違っていた?
そうか・・・間違っていたのは俺たちだ!!
だが今はそんな事どうだっていい!!
これ以上誰も失いたくない!!特に俺の弟だけは!!
俺は必死に弟のアルを取り戻すために頑張った。
弟のアルを取り戻す為に俺は右腕を失った。
でも俺の何を失っても構わない。
とりあえず弟だけは生きてて欲しいという人間の本能だけが働いたのだ。
そしてアルを近くにあった鎧に魂を定着させ、俺は気を失った。
気が付けばそこは幼馴染のウィンリィの家のベッドで寝ていた。
そして何があったか、俺は頭を捻らせ過去を振り返る。
アル!!
辺りを見回すと部屋の隅にアルは静かに座っていた。
「アル・・・。」
「兄・・・さん?なんで僕こんな姿なの?記憶を巡らせようとしても思い出せないんだ・・・。」
「アル・・・。お前・・・。覚えて無いのか・・・。」
「うん・・・。何もかも・・・。」
「それに兄さんのその腕と足・・・。僕たち何かしたの・・・?」
「ああ。俺たちは過ちを犯しちまった。一生消せない罪だ・・・。」
「・・・。」
アルは俯いて何も答えなかった。
その時だった。
誰か家のドアをノックした。
「失礼。少し邪魔する。」
そいつは青い服を着ていた。
軍人だ。
「軍人が何の用だい?」
ウィンリィの祖母、ピナコばっちゃんが問う。
「いや。先ほど、すごい練成反応を見ましてね。それがこんな餓鬼だったとはね。」
「用が無いなら帰っとくれ。ウチには怪我人がいるんだ。」
「軍についてみてはどうです?きっと良い国家錬金術師になるでしょう。」
「こいつらはそんなもんになりゃしないよ!!さ、もー帰ってくれ」
そして軍人が出ていった。
「なーばっちゃん。」
「・・・なんだい?」
「俺にオートメイルを付けてくれ。」
「お前まさか・・・!」
そのときのエドは何かに燃えたような強い瞳だった。
「俺・・・。国家錬金術師になる。そのためにオートメイルを付けてくれ。こんな腕と足じゃどーにもならねーからな。」
「そんな者になってどうするんだい?」
「昔錬金術の本で賢者の石について書いてあった。その国家錬金術師で軍に付けば少し近づけるかもしれない。」
「じゃ・・・。もう・・・。」
「死んだ者など二度と生き返らない。そんなもん忘れて俺たちは元の体を取り戻す。」
「・・・しかたがないねぇ。手術とリハビリ兼ねて五年は掛かるよ?」
「・・・三年だ!!」
無事手術を終え厳しいリハビリを耐え日々生きていく事三年。
俺達は旅の時を迎えた。
「エド・・・。アル・・・。またいつでも帰ってきてね!!死なないでね!!」
ウィンリィが泣きながら言った。
「ああ。そのときは必ず元の姿になって生きて帰ってくるさ。」
二人は歩き始めた。
「約束よー!!」
ウィンリィが叫ぶ。
「ああ!!」
そしてエドは振り向きはせず、手を振りながら歩いていった。
途中母さんと俺達が過ごした家の前で止まった。
「なあアル。後悔はしてないか?」
「うん。これは僕たちの決めた事だもん。」
「そうか。もう後戻りは出来ないぞ。」
「分かってるよ。その位・・・。」
アルが泣きそうな声で言った。
そして俺たちは家を燃やして。
ただただ前に歩き続けた。
もう振り向かない。
後戻りはしない。
後悔はしない。
何故ならこれは俺たちの犯した
罪
なのだからー・・・。
ともみ at 2009/08/05(Wed) 23:45│コメント(0)
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